空き家管理に対する補助金が一般的になります
管理不全空き家に対する固定資産税の実質増額が実施されることになれば、対処療法的補助金として必然的に出てくる施策といえます。
「管理不全空き家」とは生命や身体、財産、周辺の生活環境に害を及ぼす(又は及ぼすおそれのある)状態で、本来、所有者が責任をもって対処しなければいけない事柄なのですが、経済的理由で対応できないという所有者も一定数いるわけで、そういった方や、必要とは思いながらもこれまで放置していた方の背中を押す意味でも補助金というものが必要かもしれません。
これまでも空き家の管理に対する補助金を出していた自治体はいくつかありましたがまだまだ一般的ではありませんでした。
しかし、管理不全空き家と認定して固定資産税の減免措置を解除するからには、管理を促すためのブースターとして補助金導入に踏み切る自治体が増えるものと思います。