◆連載第4弾◆防災・安全性についての比較 ~3.11から10年~
皆さんこんにちは!タチバナです。
今日は連載第4弾!!
防災や安全性について。
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目次
1.東日本大震災から10年
2.マンションが受けた被害
3.マンションの被害が少なかった理由
4.地震以外にも怖い災害
5.備えあれば憂いなし!!
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1.東日本大震災から10年
東日本大震災から10年を迎える今年、
テレビや新聞で当時の被害や
今後の教訓を考える報道をよく目にします。
忘れもしない2011年3月11日。
津波の映像を見ると今でもドキッとします。
当時の被害数を改めて調べてみました。
出典:総務省消防庁HP 東日本大震災記録集
第3章 災害の概要「3.3物的被害の状況(1)」より
この表は居住用の「住家」の被害数をすべて合わせたもの。
74万以上の住まいを壊したエネルギーの強さを感じます。
2.マンションが受けた被害
続いて、マンションの被害件数について。
先ほどの表と被害の種別は異なりますが、
総計でいえば約46,000件と桁が全く異なります。
3.マンションの被害が少なかった理由
「新耐震基準」という言葉、
聞いたことありますか?
これは、
”1981年6月1日以降適用されている基準。
震度6強~7程度の揺れでも
倒壊しないような構造基準”
と定義されています。
日本で初めての民間分譲マンションといわれる
東京都新宿区四谷の
「四谷コーポラス」の竣工は1956年です。
ライフルホームズプレス 日本初の民間分譲マンション
「四谷コーポラス」が建て替えへ。
歴史的意義のあるマンションが伝えるもの より
一戸建てに比べて、
分譲マンションの歴史はかなり浅いです。
このため、マンションは戸建に比べて
新耐震基準の割合が高いといえます。
4.地震以外にも怖い災害
倉敷市では、2018年に起こった西日本豪雨で
大きな被害を受けました。
真備町では床下浸水・床上浸水の被害が
多数報告されました。
このような浸水被害を考えて、
マンションの中高層階を選ばれる方も
多いと思います。
実は、マンションの被害もありました。
●マンションの1階床上浸水
⇒出入りができない!
●エレベータや機械式駐車場の制御盤破損
⇒階段で昇り降りしないといけない!
車を出入庫できない!
●下水道への汚水流入による断水 など…
上記のような被害状況だと、
中高層階であったとしても
同じように被災します。
また、水災は一例ですが、
台風・雪災・竜巻など
考えられる災害は数え切れません。
自治体のハザードマップなどを参考に、
災害時のシミュレーションを普段から
しておきたいものです。
5.【まとめ】備えあれば憂いなし!!
★東日本大震災から10年。
戸建よりもマンションの被害数が少なかった。
★マンションの方が新耐震基準の建築が
多いためと考えられる。
★地震以外にも水災をはじめ
様々な災害の発生が考えられる
★戸建・マンションにかかわらず、
災害時のシミュレーションを行おう!
以上、第4弾でした!!
災害と関連深いのはやはり「保険」
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